Windows用 AutoPrint

印刷コマンドの開始時間を秒単位でコントロールできる無料ソフト　機密文書なども出力してすぐに回収できプリンターに急ぐ必要なし

AutoPrint（オートプリント）は、印刷コマンドを一定時間保留しておけるようにする無料ソフトです。あらかじめ設定しておいた時間に合わせてプリントアウトされるので、会社内などPCとプリンターが離れた状態にあり、プリントした書類を誰にも見られずすぐ手にしたいという時などに便利です。

AutoPrintの使い方は簡単です。ダウンロードするとデスクトップにショートカットが作成されるほか、タスクトレイにアイコンが常駐するようになりますのでダブルクリックで起動します。すると小さなウインドウが現れますので、「Print after」で印刷コマンドを保留させておく時間を指定します。遅らせる時間の単位は秒か分を選べますし、「何時何分に印刷する」のように時間を指定してプリントアウトすることもできます。時間を設定して「Start」をクリックすると、通常通りの印刷コマンドを実行しても設定時間が過ぎるまでは印刷処理が保留されるようになります。

AutoPrintでは指定しておいた時間が過ぎると保留中の印刷処理が自動で開始されますが、もし保留を解除してすぐに印刷したい場合はタスクトレイアイコンを右クリック し、「Pause All」 のチェックを外せば印刷が実行されます。また、一旦保留を解除した後でも同様に「Pause All」 にチェックを入れると、再度保留状態にすることも可能です。タスクトレイアイコンを右クリックして「Delay Print」から大まかな時間指定もできるので、ウインドウを開くのが手間という時には便利です。バックグラウンドで動作しますが、軽快なので他の作業を邪魔することはありません。

AutoPrintは印刷の開始時間をコントロールできるソフトですが、印刷ボタンを押してから現在どのくらいの時間が経過したかを数字でカウントダウンするような機能はありません。ウインドウに経過時間を示すバーが表示されていますが、目盛りなどはないので少し見にくさを感じるかもしれません。また、AutoPrintを利用するためには.NET Framework 4をインストールしている必要があります。

AutoPrintは、印刷コマンドを一定時間保留しておけるようにするWindows向けの無料ソフトです。